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活用事例

コーチャンフォー美しが丘店 高橋店長

コーチャンフォー美しが丘店 高橋店長
【コーチャンフォー美しが丘店:高橋里美店長】

店舗外観
【全景が写真に入らないほど大きい】

店舗内装
【通路で試聴しても後ろを充分通れる】
『旧譜シェアが6割まで上昇/業界の財産を店頭で活かす』
「Listening Station」による試聴回数日本一、「効果的にバーコード試聴機を活用しているCD店の一つ」として紹介されたのが、?リラィアブルが北海道で展開する複合型ショップ、コーチャンフォー美しが丘店(北海道札幌市)であった。同店名を英語で表記すると「Coach&Four」。CD、書籍、文具、ドーナツ(ミスタードーナツ)の4つの魅力を積み込んだ「コーチ=4頭立ての豪華な馬車」ということになる。とにかく広い店だ。

「書籍550坪、CD300坪、文具300坪、ドーナツ120席の広さがありますので、商圏は千歳までかなり広いですね。客層はファミリーとカップル。学生が少ないですが、大人から子供までみんなで楽しめるショップを目指しています」と説明してくれたのが、高橋里美店長。コーチャンフォーでは昨年10月にリニューアルした釧路店が一番最初に導入した店ということになるが、高橋氏は釧路店の店長も兼任している。導入時の話から聞いた。

まず店員みんなが驚きましたし、その機能についても満足できました。店自体が新譜だけに頼らず、幅広い客層を呼んで在庫、カタログ拡売を心掛けていましたので、期待していた旧譜への効果はすぐ感じられました。今、美しが丘店では約5万タイトルが試聴できるようになっていますが、当店では音楽を文化として伝えるために音の図書館を目指していますから(笑)、まだ足りないといえます」

店内は広さを活かして通路の幅も広い。「ベビーカーや車椅子の方も充分通れます」と語るように、ゆったりとしている。また、POPやポスターを含めてレイアウトは極力地味に抑え、店内演奏も控え気味。しかし品揃え、楽しみながら探せる環境については絶対の自信がある。

「アダルト客が多いので、とにかく面陳列を増やして懐かしいジャケットを見てもらうことと、バーコード試機で音を実際に聴いてもらうことで、旧譜売上げシェアが6割を超えるまで高まってきました。コーナー作りもサンプルの有無を気にせずに企画第一に展開できるので、効果をより高めるためにも常に試聴機の存在を考えています」

あえて今のバーコード試聴機への不満を挙げてもらうと「新譜やインディーズ音源の対応」と話してくれた。「落語や純邦楽、教材用CDなどは何もしなければ売れませんが、見せて聴かせれば売れる商品です。特にインディーズは店独自のカラーを打ち出せるので、ぜひとも試聴させたいジャンルです。実際に澤野工房(ジャズのレーベル)などはプレクスターを通じて試聴用の音源化をお願いしています。また、新譜をいち早く試聴できれば予約取りにも役立ちますから、期待しています」

その効果を認めてリラィアブルでは北見店、根室店での設置も計画しているそうだが、「今は置いて良かったと断言できる。業界の古い財産を店頭で活かすためには、必要なツールだと思う」と締めてくれた。

ミュージックリポート1667号 2002年5月13日号より
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